CULTURE

地下鉄の駅で“野菜”を栽培!?【韓国・ソウル】の5つの駅にある、自販機でサラダを買える「メトロファーム」が気になる◎

地下鉄の駅で野菜を栽培&自販機で販売する、「メトロファーム(Metro Farm:메트로팜)」をご紹介。

カルチャー

メトロファーム

参照元:

https://blog.naver.com/jiinson7/222663681526

「メトロファーム(Metro Farm:메트로팜)」とは地下鉄を意味する“Metro”と、情報通信技術を取り入れた農場を意味する“Smart Farm”の合成語。

その名の通り最先端の技術を使用して地下鉄で野菜を育て、それを自動販売機で販売するという施設です。

参照元:

https://n.news.naver.com/article/421/0004560639

韓国の地下鉄駅といえば服やコスメ、食べ物などさまざまなお店が並び、地下商店街のようになっている場所も。

ですが新型コロナウイルスが拡大した2020年ごろ、密になってしまう地下鉄の利用者が減るとともに駅ナカに空きテナントが急増・・・!

そこでそんな空きスペースを有効活用するために、地下鉄を運営する「ソウル交通公社」と植物工場専門会社の「Farm8」が協力してオープンしたのが「メトロファーム」なんです♪

最先端技術での栽培

参照元:

https://blog.naver.com/dso116/221681638644

通常作物は日差しや土、二酸化炭素などの自然の要素を受けて育ちます。

ですが「メトロファーム」では、伝統的な農業で重視されるそのような要素を全て最先端技術でカバー!

参照元:

http://www.newskr.kr/news/userArticlePhoto.html

植物成長用のLEDライトや水タンクなどを取り入れた“水耕栽培”方式で育ち、天候に影響を受けずに一定の費用で一年中栽培できるのが特徴です。

またコンピュータを使って温度や湿度を一定に保った栽培スペースで育てるので、害虫などの心配がなく無農薬で高品質な野菜を作れます◎

参照元:

https://blog.naver.com/dso116/221681638644

さらには自然のように水平ではなく、垂直に何段にも重ねて作ることができ大量生産が可能。

地下鉄7号線・上道駅(サンド駅)では、1日平均60kg、サラダにして1,200人分の野菜が生産されているんだそう!

ソウル市内5つの駅に設置

そんな「メトロファーム」は、ソウル市内地下鉄駅に設置されています。

7号線 上道駅(サンド駅)
7号線 天旺駅(チョヌァン駅)
5号線 踏十里駅(タプシムニ駅)
2・5号線 忠正路駅(チュンジョンノ駅)
2・3号線 乙支路3街駅(ウルチロサムガ駅)

現在設置されているのは上記の5つの駅で、これからより多くの駅に設置される予定だそう♪

参照元:

https://blog.naver.com/jiinson7/222663681526

栽培ルームには入れませんが、付近にある自動販売機にて野菜が購入可能!

袋入りの野菜そのものだけでなく、当日収穫・製造されたカップサラダなどもあるのが嬉しいです♡

価格も5,000ウォン前後となっているので気軽に購入できちゃいます。

まとめ

参照元:

http://www.newskr.kr/news/articleView.html?idxno=72870

今回は韓国の地下鉄に設置されている、「メトロファーム(Metro Farm:메트로팜)」をご紹介しました。

最先端の技術を使って駅内で栽培した野菜を、自販機で販売するという新しいタイプの施設です!

ソウル市内5つの駅にあるので、韓国旅行の際にぜひチェックしてみては?

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