韓国で“防疫パス”が廃止、“QRチェックイン”無しでも飲食店への入店OKに！直後に感染者数20万人突破で反対の声も？

3月1日より“防疫パス”が廃止に

韓国で3月1日より“防疫パス（ワクチン接種証明・陰性確認制）”が無期限で中断され、事実上の廃止となりました。

“防疫パス”は経済活動と防疫の両立を目指して、昨年11月に導入された制度。

飲食店など不特定多数の人物が出入りする施設を利用する際に、ワクチンの接種情報が紐付けられたQRコードなどを提示しなければいけないというものです！

4月からは塾やスタディカフェなどで“12〜18歳青少年防疫パス”が適用予定でしたが、今回はそれも全面的に廃止が決定◎

QRコードの提示がなくなることで利用者はもちろん、カフェや食堂の経営者からも“煩わしさがなくなる”と喜びの声が上がっています。

直後に感染者数増加で反対の声も？

1日から“防疫パス”が廃止されましたが、韓国国内の新型コロナウイルス感染者数は増加傾向。

先週まで10万人台をキープしていた1日当たりの感染者数が、1日には20万人を突破しました！

韓国政府は3月上旬〜中旬が流行のピークになると見込んでいて、その状況の中“防疫パス”を廃止するの？という反対の声も上がっているんだとか・・・。

“防疫パス”以外にも制限が緩和！

“防疫パス”の廃止と同時に韓国では、感染者の同居家族の自主隔離も免除に。

ワクチン接種の有無に関わらず、感染判明から3日以内にPCR検査を1回、6〜7日目に迅速抗原検査を受けるだけでOKになりました。

さらには今後ワクチン接種済の海外からの入国者に対して、自宅隔離措置を免除するなどの案も検討中だそう。

一気に新型コロナウイルス感染拡大に対する制限が緩まってきているようです。