BTS（防弾少年団）が韓国大統領の“文化特使”に任命。抜擢の理由や、その活動内容とは？

BTSが韓国大統領の“文化特使”に任命

韓国の大統領府は本日（21日）、ムン・ジェイン大統領がBTS（防弾少年団）を“未来世代と文化のための大統領特別使節（Special Presidential Envoy for Future Generations and Culture）”に任命したと発表。

これは、未来の世代のためのグローバルな課題の解決を先導し、国際社会で高まっている韓国の地位に見合う外交力の拡大を図るためだとされている。

BTSが選ばれた理由

・BTSの新曲『Permission to Dance』はビルボードのチャートで1位を獲得。

→歌詞に込められたメッセージや、手話がダンスに取り入れられるなど、たくさんの人が励まされ、BTSが韓国の危機を克服する力になってくれるだろう。

・世界に認められたBTS。

→コロナ禍の中、全世界の人々に希望や前向きになれるエネルギーを与えてくれたBTSなら、“ポストコロナ”時代の韓国国家の地位を高める助けになってくれるだろう。

・未来の若者に向けて、また、外交関係を手助けしてくれる。

→国際社会に向けてさまざまな温かいメッセージを盛り込んだ曲を発信するBTSなら、コロナウイルス収束後の未来を担う世代にも響き、韓国の国際的な地位の確立を助けるだろう。

“文化特使”の活動内容

BTSの“文化特使”としての活動内容については詳しくは明かされていないが、9月に開催される第75回国連総会に出席するとされている。

今後はそのような国際的な主要会議に出席し、全世界の若者たちに励ましや希望のメッセージを伝えるとみられる。

また、環境や貧困・不平等の改善、多様性の尊重など、国際的なイシューに関連したさまざまな活動を展開する予定だ。