韓国では“誕生日”に欠かせない定番メニュー！“本場の味”を再現できる「ミヨックク（わかめスープ）」のレシピをご紹介。

ミヨックク（わかめスープ）

韓国で誕生日に欠かせないメニューといえば、“ミヨックク（わかめスープ）”。

ドラマなどで、誕生日にミヨッククを食べているシーンを見たこともあるのでは？

韓国では出産後に、ミヨッククを食べる習慣があります。

カルシウムやミネラルが含まれ、体力回復に効き母乳の出も良くなると言われているからだそう。

そのため韓国では誕生日に、子どもから母親への感謝の意味を込めてミヨッククを食べるんです。

また、母親側もを子ども産んだ時の幸せな気分を思い出せる、特別な料理となっています。

さまざまな作り方がありますが、最近話題になっているのがバラエティ番組『新商品発売～コンビニレストラン（신상출시 편스토랑）』で公開されたレシピ！

俳優のリュ・スヨンが考案したもので、失敗なく作れると評判なんです♪

だし汁のレシピ

✔️ 材料

牛肉（ともばら・300g）、水（2L）、長ネギ（1本）、リンゴ（4分の1個）、大根（200g）

ミヨッククはシンプルな材料で作るため、素材そのものの味が大切になってきます。

お肉は脂の旨味や深いコクを味わえる、“ともばら”という部位がおすすめです◎

✔ 作り方

① キッチンペーパーで牛肉の表面の余分な血を拭き取り、長ネギは鍋に入る長さにカットする。

② 鍋に水、牛肉、長ネギ、リンゴ、大根を入れ沸騰するまで強火で煮る。

③ 沸騰したら火を弱め、時々アクを取りながら水が“半分”になるまで1時間ほど煮詰めていく。

大変かもしれませんが、このだし汁が味の中心となるので時間をかけてじっくり煮詰めて！

④ 水が半分になったらだし汁は完成なので、野菜は捨ててお肉はバットに取り出す。

ミヨッククのレシピ

✔️ 材料

乾燥わかめ（75g）、先程のだし汁（1L）、すりおろしにんにく（大さじ2分の1）、ごま油（大さじ2と2分の1）、薄口醤油（大さじ2分の1）、カナリエキス（大さじ2分の1）、塩（小さじ2分の1）

カナリエキスとは“いかなごの魚醬”のことで、韓国ではキムチやスープ、煮物などを作る際によく使われます。

韓国系のスーパーやネット通販でも購入できるので、チェックしてみて！

✔ 作り方

① 水に1時間浸しておいたわかめを、ハサミや包丁で食べやすい大きさにカットする。

だし汁を作る前に、乾燥わかめを水に浸しておくのがおすすめです◎

② 鍋にごま油とおろしにんにく、わかめを入れて炒めていく。

③ 鍋に薄口醤油、カナリエキス、だし汁を加える。

④ 塩を加えてから一度味見をし、薄いと感じたら塩をプラスする。

ここで薄口醤油やカナリエキスではなく、“塩”で味を調整することにより、深みのある優しい味わいになります◎

⑤ だし汁を作る際に入れた牛肉を、薄くスライスしてからトッピングする。

⑥ ごま油を少し垂らせば完成♪

材料はとてもシンプルですが、牛肉の旨味が効いたほっこりする味わいに♡

まとめ

今回は本場の味を再現できる「ミヨックク（わかめスープ）」のレシピをご紹介しました。

だし汁を作るのが少し大変かもしれませんが、煮詰めることで旨味がギュっと濃縮されて絶品に♡

ぜひミヨッククを作って、韓国流に誕生日を祝ってみてはいかがでしょうか？