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事務所と契約終了してもこれからも活動は続く!GOT7、2PM、少女時代から見るK-POPアイドルの新しい形とは?

事務所と契約終了してもグループ自体は終わりではなく、これからも活動は続く!GOT7、2PM、少女時代から見るK-POPアイドルの新しい形とは?

かつて韓国の歌謡界では、事務所との契約終了がチーム自体の解散に直結することが多かった。

“メンバーが所属事務所を離れるということは、チームも完全に終わるという、解散宣言に近いものだ。

参照元:

https://www.mk.co.kr/star/hot-issues/view/2021/03/289125/

もちろん、韓国1世代アイドルの神話(SHINHWA)が所属事務所を出た後もチームが健在出来ることを証明し、90年代後半~2000年代前半に絶大な人気を誇っていた国民的アイドルgod(ジーオーディー)が2014年から再始動した例があるものの、多くのアイドルやファンにとっては、夢のような話に過ぎなかった。

多くのK-POPアイドルが事務所と契約する年数は、“7年”。

参照元:

http://www.mydaily.co.kr/new_yk/html/read.php?newsid=201708220303716842&ext=na

デビューから7年目に再契約をせずに一部メンバーの脱退、またはグループ自体が解散することが多く、“7年目のジンクス”とも呼ばれている。

2NE1やmiss Aなどの人気グループも、7年目を過ぎるとメンバーそれぞれ違う道を歩むことが多かった。

ところが最近様々なアイドルグループが、所属事務所との専属契約を終えてそれぞれの道を選んだ後も一緒に活動する方法を模索するという、“新しい道”を切り開いている。

最も良い例が、“GOT7”で、長い議論の末再契約無しにJYPエンターテインメントと離れることを決め、GOT7もやはりこのまま解散するのではないかという懸念が持ち上がった。

リーダーのJBは心配するファンに「公式的に言うが解散ではない。 誰が一体、そんなことを言っているのか分からない。GOT7は解散しない。」と断言した。

JBが「GOT7の解散は無い。」ときっぱりと宣言した後、メンバーたちはそれぞれの新しい所属事務所をファンに知らせた。

ジニョンはイ・ビョンホンが所属するBHエンターテインメントに、ヨンジェは、RAIN(ピ)などが所属しているサブライムアーティストエージェンシーと専属契約を、ジャクソンは業務協約を結んだ。ユギョムは、パク・ジェボムが代表を務めるAOMGを選んだ。

メンバーたちがそれぞれの所属事務所に旅立った中、解散を心配するファンたちは「GOT7の解散は無い。」というJBの言葉を信じ、待っていた。

参照元:

http://m.spotvnews.co.kr/?mod=news&act=articleView&idxno=412378#_enliple

そしてGOT7のメンバーたちは、今年(2021年)2月に、新曲「ENCORE」を発表。

GOT7が各自の道を選択した後も、完全体で活動を続けるという固い意志を表した曲だ。

メンバーたちはファンのために歌い続けたいという気持ちを込めて「ENCORE」の制作に取りかかり、ジニョンが作詞作曲をしメンバーたちが著作権登録、ミュージックビデオの撮影に取り組んだ。

それぞれやりたいことが違うのは事実だが、ファンたちといつも一緒にいるという彼らの“固い絆”は、数多くのアイドルグループや歌謡界に新しいビジョンを示すこととなった。

“2PM”も同様で、今年(2021年)3月にジュノが除隊したことにより、メンバー全員が軍隊での兵役義務を終え、5年間続いた軍白旗(メンバーが軍隊に行くことにより、活動に空白期が出ること)をついに終わらせた。

メンバーのテギョンがJYPエンターテインメントと専属契約を終え、俳優ソ・ジソプなどが所属する51Kに移籍したが、所属事務所が変わっても関係なく2PMは順調に完全体でのカムバックを準備している。

そしてついに6月中の完全体でのカムバックを発表し、ファンたちの期待が高まっている。

“少女時代”も、歌謡界に残るK-POPアイドルが歩む新しい形の良い前例になると考えられている。

少女時代のメンバーたちは毎年デビュー日の8月5日にメンバー同士で集まって楽しい時間を過ごしている。

数人のメンバーがSMエンターテインメントとの契約を終了し、それぞれ別の所属事務所を選択した後も彼女たちの絆に変化は無い。

メンバーたちはかなり前から少女時代の完全体活動を念頭に置いていたが、メンバー全員が個人活動で忙しくスケジュールを調整するのが難しかった。

今年(2021年)は、新しいアルバムを実際に出そうという議論が本格的に進められているという。

メンバーはそれぞれ異なる所属事務所で違うビジョンを持って活動しているが、少女時代として再度活動すれば韓国の歌謡界にとって深い意味を残すと思われる。

また“INFINITE”は、ソンギュ、ドンウ、ソンヨルが所属事務所のWoollimエンターテインメントと11年間の専属契約を終え、各自の道を選んだ。

Woollimエンターテインメントには現在代替服務中のウヒョン、ソンジョンが残っており、エルは既にマネージメントイサンに籍を置いている。

過半数のメンバーがWoollimエンターテインメントを離れてはいるが、メンバーのチームに対する愛情の大きさが、専属契約終了後も完全体でのINFINITEを見られるのではないかというファンの期待が高い理由だ。

このように最近の韓国の歌謡界では、多くのK-POPアイドルが事務所との専属契約を終了しても、グループ自体の活動は続けていくというK-POPアイドルの“新しい形”が見られている。

GOT7や2PM、少女時代やINFINITEが、完全体での活動を本格的に開始した時には、“7年目のジンクス”をこれから迎える後輩アイドルたちや、そのファンへの“希望の光”となるだろう。

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