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ユ・ヨンソクや少女時代テヨンも批判!韓国ドラマ『太宗イ・バンウォン』が“動物虐待”を認め謝罪。当該の馬は1週間後に死亡した。

韓国ドラマ『太宗イ・バンウォン』が“動物虐待”を認め謝罪。当該の馬は1週間後に死亡した。

KBSドラマの“馬”への虐待

昨年(2021年)12月からKBSにて放送されている、韓国の大河ドラマ『太宗イ・バンウォン(태종 이방원)』。

この撮影中に“馬”に対する虐待があったとして議論になり、KBSがこれを認め謝罪した。

参照元:

https://www.mbn.co.kr/news/society/4684884

第7話にて主人公の父イ・ソンゲが落馬するシーンの撮影中に発生したもので、 馬の脚にワイヤーを結び無理やり転倒させたという。

この際に馬の体が90度に傾いて転倒し頭を強く打ち付ける様子から、一部視聴者の間で馬の健康への懸念が。

加えて大きく投げ出される形となった、アクション俳優への心配の声も浮かび上がった。

参照元:

https://www.mbn.co.kr/news/society/4684884

これを受けてKBSは、「実際の撮影で俳優が馬から遠く投げ出され、馬も上体から地面に強く転倒する事故が発生した。事故直後に馬は自ら起き上がったため、怪我がないと確認して返した。ところが最近になり馬の状態を心配する視聴者の声が高まり、健康状態を再確認したところ、残念ながら撮影の約1週間後に死亡したことが分かった。」と明らかにした。

これに対してこのドラマの2週間の放送休止が現在決定していて、主演俳優などにも“降板するのが身のため”、“主演ドラマでの動物虐待を黙認するのか”など降板要請・批判の声が高まっている。

芸能人も批判

参照元:

https://www.mk.co.kr/star/hot-issues/view/2022/01/67134/

韓国の芸能界では、『太宗イ・バンウォン』撮影中の事故に対する批判の声を挙げる芸能人が増えている。

俳優のユ・ヨンソクは22日、自身のInstagramストーリーズにて、「これ以上お金と時間に追われ、動物たちが犠牲になる撮影現場はあってはならない。」とし、「アクション俳優の安全も保障しなければならない。」と文を残した。

参照元:

https://www.news1.kr/articles/?4562760

少女時代テヨンも自身のInstagramストーリーズに、「映像を見るのが辛いほど、心が痛くて涙が出る。そして怒っている。この時代にあんな形で撮影を進行するなんて。人にも動物にもこれはとてもひどいことだ。」と批判の声を上げた。

続けて、「あの馬にすぐに走り寄り状態を確認してあげる方はいたんですか?いったい誰の発想ですか。あんなありえない撮影は・・・。」とした。

他にも俳優コ・ソヨン、キム・ヒョジン、コン・ヒョジンなどの多くのスターが批判の声を上げた。

放送中止を要請する声

参照元:

https://entertain.naver.com/read?oid=311&aid=0001377916

KBS側は「深く責任を痛感する。」とし、「今回の事故を通じて落馬シーンの撮影方法に問題があると確認した。各種撮影現場で動物の安全が保障されるように関連団体や専門家のアドバイスと協力を受ける。」と発表。

しかし、“ドラマを放送中止にして関係者を処罰して欲しい”という大統領府国民請願に数万人が同意するなど、視聴者の抗議は続いている。

【詳細】
『太宗イ・バンウォン(태종 이방원)』

放送局  | KBS1
放送開始 | 2021年12月11日〜
キャスト | チュ・サンウク、キム・ヨンチョル、パク・ジニ、イェ・ジェウォンetc…

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